婚活やマッチングアプリ用のプロフィール写真について相談を受けると、
「写真加工ってどこまで大丈夫ですか?」
という質問をよくいただきます。
最近はスマートフォンのカメラ性能も高く、アプリで簡単に加工できる時代になりました。
一方で、
「加工しすぎると実際に会った時にがっかりされるのでは?」
という不安を持つ方も少なくありません。
私は写真館を運営しながら、婚活プロフィール写真、フォトウェディング、神社結婚式の撮影を行っています。
その立場から言うと、
加工そのものが悪いのではなく、目的が大切だと考えています。
私は「加工反対派」ではありません
プロフィール写真の話になると、
「加工はしない方がいい」
という意見を見かけます。
確かに、顔の輪郭を大きく変えたり、別人のように見せたりする加工はおすすめできません。
実際に会った時の印象との差が大きくなってしまうからです。
しかし、
明るさを整えること
色味を整えること
背景を整理すること
これらまで否定する必要はないと思っています。
なぜなら、写真はそもそも「見せ方」の世界だからです。
写真館では当たり前に行われていること
例えば写真館やフォトウェディングでは、
照明を調整します。
背景を選びます。
ポーズを提案します。
レンズを選びます。
角度を変えます。
表情を引き出します。
これらは全て、
その人をより魅力的に見せるための演出です。
誰かを別人にするためではありません。
その人らしさを引き出すために行っています。
自宅撮影だからこその課題
FILでは、お客様のご自宅でスマートフォンを使って撮影します。
そのため、実際にはさまざまな環境があります。
窓が小さい部屋。
照明が暗い部屋。
生活感のある背景。
家具や家電が写り込む場所。
婚活プロフィール写真に適した背景ばかりではありません。
実際に撮影をしていると、
「表情はとても良いのに背景だけが惜しい」
というケースもあります。
そんな時、私は背景の整理や色味の調整を行うことがあります。
私たちが行っているのは「演出」です
FILでは、
別人に見せる加工は行いません。
しかし、
その人の魅力が伝わるように整えることは行います。
私はこれを「加工」よりも、
演出
という言葉の方が近いと思っています。
マッチングアプリでは、たくさんのプロフィールが並びます。
その中で、
まず写真を見てもらう。
スクロールする手を止めてもらう。
興味を持ってプロフィールを読んでもらう。
ここが最初のスタートラインです。
どれだけ誠実な人でも、
どれだけ魅力的な人でも、
写真が暗かったり背景が雑然としていたりすると、その魅力が伝わらないことがあります。
だからこそ、
第一印象を整えるための演出は必要だと考えています。
私たちが目指しているのは「自然な第一印象」
婚活プロフィール写真を撮影した方が、数年後にフォトウェディングや神社結婚式の相談で再び来てくださることがあります。
その経験から感じるのは、
良いご縁につながる写真は、
派手な写真でも、
盛りすぎた写真でもないということです。
大切なのは、
「会った時に安心されること」
です。
プロフィール写真は、自分を偽るためのものではありません。
本来の魅力を相手に伝えるためのものです。
FILではこれからも、
別人にする加工ではなく、
その人らしい魅力を引き出す演出を大切にしていきたいと思っています。


